2007年10月27日

電磁波と小児白血病

送電線のような電力設備の周りに生じる磁界の強さが、初めて規制されることになった。
年明け(2008年)にも省令が改正される予定。
世界保健機関(WHO)は、6月、磁界が健康に悪影響を及ぼすのを避けるための規制値案を示していた。
それを日本も採用することにしたということ。
但し、既存の施設は、電気事業者が過去に対策を取っており、規制値を満たしているらしい。

WHOが示した新環境保健基準は、電磁波のうち「超低周波」が対象。
これは、1秒間に50回または60回変動する送電線の電磁波など、強さが比較的ゆっくり変動するもの。
因みに、携帯電話の電磁波は変動が1秒に8億回、電子レンジは20億回以上で、これらは対象外。

実は、超低周波の磁界を長く浴びると小児白血病になりやすい、との報告が国内外にはある。
国際がん研究機関(IARC)は01年に「発がん性がある可能性がある」と評価している。
そして、WHOも、各国での医学的調査を基に、平均3〜4ミリガウス以上の磁界に日常的にさらされる子どもは、もっと弱い磁界で暮らす子どもに比べ、小児白血病にかかる確率が2倍程度に高まる可能性を認めた。

しかしながら、電磁波と発がんの因果関係については、動物や細胞の実験で発がんが立証されていない。
だから、因果関係があるとまでは言えない。
つまり、証拠不十分。
それがWHOの指摘。
それで、電磁波の発がん性については証拠は無いんだけど、関連が疑われるから予防をしましょ、という訳。

小児白血病患者(0〜15歳)の発症は、日本では年間800人から1000人程度。
高圧送電線の近くで暮らすなどで4ミリガウス以上の磁界に日常的にさらされている子どもは全体の1%程度とみられている。
よって、小児白血病の患者は磁界の影響で年間数人増えている計算になるらしい。
このように、たとえ電磁波の影響があるとしても、とても限定的と考えられている。
その為、今回の規制の中では、長期的な影響を避けるための規制は見送られる。

全体としては電磁波の影響がとても小さいものであったとしても、現実に白血病になってしまった個別の人は堪らない。
電磁波は目に見えないし、影響だって、ホントの所は良く分からない。
でも、今の時代、人はそこいら中で電磁波に曝されているんだよね。

ニックネーム CHILD at 04:36| 子供の病気 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月31日

続)早寝早起き朝ごはん

脳を鍛える大人のDSトレーニング』で有名な川島隆太教授の話の続き。
賢い子供を育てるのにはどうしたらよいのか、というのが本題だった。
つまり、子供の教育のこと。
川島隆太教授が言っていることを並べてみよう。

第1に、家庭の責任に於いて生活時間をコントロールする事。
とりわけ「早起き」が重要。
「早起き」すれば、心身が最も良く働く午前中の活動を保証してくれる。
自分では、どんなに「夜型人間だ」と主張する人であっても、実際はそんな事はないらしい。
脳の機能を測定すると、明らかに午前中の方がレベルが高いのだとか。
夜の方が頭が働くなどと言うのは、全くの勘違い、勝手な妄想。
・・・耳の痛い言葉。
タバコを吸うと頭がスッキリする、などと言っているのと同じだね。
そして、睡眠時間を十分に取った上で「早起き」する為には、「早寝」が必要。

第2は、ご飯をきちんと食べる事。
人の全体重に占める脳の重さは2%だけれど、身体全体のエネルギー消費量の約20%を必要としている。
だから、エネルギー源が必要。
つまり「朝ごはん」。
実際問題、「早起き」をしないと「朝ごはん」をきちんと食べる事も難しくなる。
こう考えると、やはり「早起き」をしなくちゃならない。

第3は、本を読む事。
脳の「前頭前野」を機能改善するには、速いスピードでの音読が有効。
それを考えると、恐らく音読する方がいいんだろうね。

こうして川島隆太教授の言う事を見てくると、「あれれ?」と思わない?
そう、川島教授が言っている事は、正しく「早寝早起き朝ごはん」そのものじゃないか!
本を読む事はともかくとしても。
結局、必要なのは、人間にとって体にも頭にも自然で良い習慣、つまり「早寝早起き朝ごはん」を親の責任で子供にきちんと身に付けさせる事。
それが、賢い子供を作る最も基本的な条件だったんだね。

ニックネーム CHILD at 20:59| 子供の教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月21日

早寝早起き朝ごはん

「早寝早起き朝ごはん」国民運動などというのが有るらしい。
全国協議会まで有る。
知らなかった。
この運動の目的は、地域社会、学校、家庭が一体となって、生活リズムを整える事。
そして、心身共に健康な子供たちの育成をめざす。
「早寝早起き朝ごはん」が一番良いだろう事は何となく分かっているのだけれど、いざ実行するとなるとなかなか難しい。
現代人は忙し過ぎる。
こうしてネットを見てるのも影響大。

話は替わって、『脳を鍛える大人のDSトレーニング』『脳を鍛える大人の・・・』シリーズ本で有名な人物は誰?
そう、東北大学の川島隆太教授。
教授に依れば、ヒトがヒトたる所以は、脳の「前頭前野」が発達している事だとか。
「前頭前野」は人間だけが特別に発達していて、創造・記憶・コミュニケーション・自制力などの源泉となっている。
特に大事なのが「抑制」の機能。
そうして、脳の司令塔として、脳に蓄えられている知識を実際の場でどのように使うかを決めているんだね。
まさに「脳の中の脳」。
だから、「本当の頭のよさ」とは「前頭前野」をうまく使えるかどうかということらしい。

ところで、この大事な「前頭前野」の働き、20歳を過ぎると直線的に下がっていくのだとか。
しかし、脳も筋力と同じように、鍛えれば機能低下を防げるし、現状よりも向上させる事も出来る。
だから、単純な計算を早く解いたり、速いスピードで音読したりして、「前頭前野」の機能改善をしましょう、ということになる。

ここで、真の意味で頭の良い賢い子供を育てるのにはどうしたらよいのか、ということを考えてみる。
そうすると、川島隆太教授の話は、示唆するところが多いよね。
話が少しずれた。
「早寝早起き朝ごはん」国民運動と川島教授の話との関係は?
これについては、長くなったので、次回。

ニックネーム CHILD at 17:56| 子供の教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

 

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